新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、人々の暮らしや働き方を一変させている。病院では、患者への対応手段を変える必要があり、患者と医師の安全を確保するためにビデオ通話技術などの利用を拡大している。Microsoftは、同社の技術でさらに支援できるとしている。
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Microsoftは米国時間5月19日、開発者会議「Build」で、医療分野向けの「Microsoft Cloud for Healthcare」を発表した。現在パブリックプレビューを公開しており、6カ月の無料トライアルとして利用可能になっている。Microsoft Cloud for Healthcareは、同社初の業界別クラウドサービスとなる。「Dynamics 365 Marketing」「Dynamics 365 Customer Service」、そして「Azure IoT」の機能を活用できるよう開発されている。
Microsoft Cloud for Healthcareは、「Teams」の新しい予約アプリなどの機能をサポートし、オンライン診療のスケジュールや管理、対応に活用できるようになっている。
Microsoftはこれまでに一部の病院と協力して、医療従事者らに技術を提供してきた。セントルーク大学ヘルスネットワーク(SLUHN)などで、医師がビデオ通話を利用して患者をリモートで診察しているという。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。